- 2025年11月29日
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【2025年農林業センサス解説】データが示す「日本農業の構造転換」
2025年2月1日現在の状況をまとめた「2025年農林業センサス(概数値)」が公表された。5年に一度実施されるこの調査は、日本農業の健康診断とも言える重要な統計である。今回の結果が突きつけたのは、単なる「減少」ではなく、産業としての「質の転換」であっ […]
2025年2月1日現在の状況をまとめた「2025年農林業センサス(概数値)」が公表された。5年に一度実施されるこの調査は、日本農業の健康診断とも言える重要な統計である。今回の結果が突きつけたのは、単なる「減少」ではなく、産業としての「質の転換」であっ […]
はじめまして はじめまして。フリーランスの農業ジャーナリスト、鈴木雄人と申します。 現在は特定の家を持たず、「車中泊」で日本全国を旅しながら取材・執筆活動を続けています。 1997年、茨城県石岡市(旧八郷町)生まれ。筑波山や田んぼに囲まれた自然豊かな […]
生産者が農業を続けていくために必要な「再生産価格」。この言葉が今、日本の食の未来を考える上で重要なキーワードとなっている。コスト高騰と担い手不足に苦しむ生産現場の現実に対し、国や業界全体で価格形成のあり方を見直す動きが始まった。 そんな大きな潮流の中 […]
全国共同出版株式会社様より出版されている「農業協同組合 経営実務」にて「e顔クラブ」全国を周る中で出会う生産者の表紙と生産者にインタビューした記事を担当しています。 第14回となる今回は、新潟県十日町市でタラの芽を栽培されている「ikeikeファーム […]
全国共同出版株式会社様より出版されている「農業協同組合 経営実務」にて「e顔クラブ」全国を周る中で出会う生産者の表紙と生産者にインタビューした記事を担当しています。 第13回となる今回は、群馬県中之条町で多品目の花を栽培されている「ハナボウズ」さんで […]
「農業は給料が安くても仕方ない」。そんな固定観念に、真っ向から立ち向かう農業法人が長野県にある。レタスやパクチーなどを生産・販売をするベジアーツグループだ。平均年齢28.5歳という若い組織を率い、近年はパクチー生産へと大きく舵を切ることで、女性や年 […]
過疎化が進む集落に拠点を構え、海外輸出専門の米作りに挑む農業法人が長野県にある。株式会社Wakka Agriだ。昨今では多くの農業者が「海外で売れるもの」から逆算する徹底したマーケットイン戦略を実践しているが、同社では不利な耕作条件を唯一無二のブラン […]
「このままでは、いつか足元をすくわれる。自分たちで価値を届け、自分たちで価格を決められるようにならなければならない」。そばの栽培・加工のほか、全国約300軒の蕎麦屋への直販までを行う株式会社赤城深山ファームの創業者・髙井眞佐実(たかい・まさみ)さんは […]
「有機野菜だからではなく、『この農園から買いたい』と思ってもらわなければ、有機生産者は生き残っていけない」そう語るのは、25年間勤めた農業高校の教員を辞め、47歳で農業経営者へと転身した、株式会社しあわせ野菜畑の代表取締役社長の大角昌巳(おおすみ・ま […]
農業の人手不足をAIとロボットが解決する。そんな話を聞き、愛知県でミニトマトを有機栽培する株式会社トクイテンを訪ねた。同社では自社開発したロボットが人間の半分ほどのスピードで収穫作業をこなし、年間100トンの収量を目指している。この一連の仕組みを、農 […]
30アールで年収1,000万円を実現する生産者がいると聞いて、静岡県袋井市を訪れた。通年で平均糖度8度の中玉トマトを栽培するサンファーム中山株式会社だ。同社から独立した農家も年収1,000万円を実現できるという。その仕組みの中枢を担うのが株式会社Ha […]
就農から約20年の葛藤を経て確立したのは、市場出荷に依存しない独自の直販戦略と、驚異的な利益率35%を超える高収益モデル。土壌の微生物を活性化させる農法で品質を極限まで高め、顧客との絆を深めるユニークな販売戦略で、多くのファンを惹きつけています。武ち […]
鮮やかな緑色の髪がトレードマーク。動画共有アプリのTikTokで「ネギニキ」として親しまれ、フォロワーは3.6万人以上を数える茨城県の小ネギ農家、栗原玄樹(くりはら・げんき)さんは、自ら開発した加工品「ネギキムチ」を武器に、TikTokという異色の販 […]
家業の小ネギ農家に戻ってから僅か十数年で、売上を約5000万円から約2億1000万円へと4倍以上に伸ばした青年が居ます。就農当初は「従業員の定着率」という大きな壁に直面したものの、さまざまな手立てを駆使して目覚ましい成長を成し遂げました。有限会社栗原 […]
青果物の市場は、幅広い青果物を少量ずつ扱う飲食関係、家庭向けの青果物を販売するスーパーマーケット関係、サラダやお弁当に使用される加工野菜を扱うコンビニ関係など多岐にわたる。そうした中、どの売り先に向けて青果物を作るか、どの市場と相性が良いのかを見極め […]
どの市場に向けて青果物を作るか明確にすること、栽培する青果物がどの市場と相性が良いのかを見極めることは、生産者自らが販路開拓する上で特に重要だ。青果物の市場は、幅広い青果物を少量ずつ扱う飲食関係、家庭向けの青果物を販売するスーパーマーケット関係、サラ […]
生産者が自ら販路開拓をする上で重要なことは大きく2つある。どの市場に向けて青果物を作るか明確にすること、栽培する青果物がどの市場と相性が良いのかを見極めることだ。青果物の市場は、幅広い青果物を少量ずつ扱う飲食関係、家庭向けの青果物を販売するスーパーマ […]
生産者が自ら販路開拓をする上で重要なことは大きく2つある。どの市場に向けて青果物を作るか明確にすること、栽培する青果物がどの市場と相性が良いのかを見極めることだ。青果物の市場は、幅広い青果物を少量ずつ扱う飲食関係、家庭向けの青果物を販売するスーパーマ […]
皆さんは「なぜ農業をしているのか」「なぜ農業を始めたのか」と聞かれたら何と答えるだろうか。自由度が高い、自然が好き、可能性があるなどさまざまだろう。株式会社押谷ファームの同社代表取締役の押谷行彦(おしたに・ゆきひこ)さんは、北海道でもトップクラスのア […]
アスパラガスで北海道トップクラスの栽培面積を誇る株式会社押谷ファーム。「勘に頼る農業」ではなく、土壌や肥料成分などのデータを積み重ねた土作りを大事にしている。良い物を作れば、口コミで取引先は増えていくという考えの下、営業活動はほとんどせず、ただひたす […]
農業資材や燃料代などが高止まりする中、生産原価を抑える努力だけでは農業経営を維持できなくなりつつある。そんな現状を、適正価格で農産物が取引される仕組み作りで打開しようと立ち上がった生産者が居る。生産者と中間流通、小売、物流がタッグを組み、消費者に適正 […]
農業資材や燃料代などが高止まりする中、生産原価を抑える努力だけでは農業経営を維持できなくなりつつある。そんな現状を、適正価格で農産物が取引される仕組み作りで打開しようと立ち上がった生産者が居る。生産者と中間流通、小売、物流がタッグを組み、消費者に適正 […]
かつて日本では、ブロッコリーよりもカリフラワーの方が一般的な野菜だったことを知っているだろうか。昭和の頃の話である。昭和後期に入ると輸入ブロッコリーの台頭もあり、1986年にはブロッコリーがカリフラワーの取扱量を抜いた。そんな中、ブロッコリーの国産化 […]
今や、都市近郊型農業の定番となりつつある少量多品目栽培。その中でも、とりわけ人気なのが西洋野菜である。スーパーで見掛けることの少ない西洋野菜は、飲食店やマルシェなどで引き合いが多く、消費地にほど近い地域での農業と相性が良いからだ。一方で、首都圏の飲食 […]
就農2年目に売上1.5億円をたたき出し、3年目となる今年の売上は4.5億円を見据えるなど、目覚ましいスピードで成長をする農業法人がある。長ネギと米を栽培する株式会社BRAVEだ。経営のかじを取るのは、35歳の若手農家。代表の山崎康浩(やまざき・やすひ […]
日本の農業が直面する気候変動という大きな脅威。ゲリラ豪雨や記録的猛暑はもはや「想定外」ではなく、生産者を脅かす「日常」となりつつある。しかし、その過酷な現実を前に、絶望を希望に変える者たちがいる。彼らは、ただ天災に耐えるのではない。自らの知恵と経験で […]
岩手県北上市の株式会社西部開発農産は、転作作業の受託組織から発展し、現在は年商5億3,000万円規模を誇る農業法人です。農地の分散化や基盤整備の遅れといった地域課題に対して、大規模化による効率的な営農体制の確立をめざし、毎年20haペースで規模を拡大 […]
かつては日本の地域産業の中核を担っていた農業ですが、近年では耕作放棄地の増加や新規就農者の減少といった深刻な課題を抱えています。岩手県一関市にある株式会社いやさか農園は、地域の雇用と農地を守ることを掲げ、設立以来、複合作による通年雇用を実現してきまし […]
近年は、日本国内の人口減少や米離れによる影響から、主食用米の生産量は減少傾向にあります。2018年に減反政策が廃止されたことにより、農家は自主的に生産量を決定できるようになりましたが、米の需要減少が課題となっています。そのため、野菜や果樹、麦、大豆、 […]
多くの農家が農産物の販売に苦戦する中、株式会社アグリスリーでは、米と梨の複合作に加え、農協や市場以外の独自の販路を開拓することで、相場に左右されない収益性の高い農業を実現してきました。さらに、多品種栽培による差別化やメディア露出による認知度向上、地域 […]
コメの価格高騰が止まらないのは、なぜなのだろうか。車中泊で全国各地の農家を取材している農業ライターの鈴木雄人さんは「記録的な猛暑の影響でコメの収量は大幅に減っている。さらに、国が発表する統計と現場の実態との間に大きなズレがあり、それが“見えないコメ不 […]
自動車や航空機、金属資源や化学、リテールなどのさまざまな分野で国内外に事業を展開してきた大手総合商社の双日株式会社。近年、同社が注力しているのが、輸入への依存度が高い農産物の国産化である。秋田県や高知県、大分県で新しい農業生産法人を地域の関係者ととも […]
長年にわたって農業経営をしていると、さまざまな課題に直面する。収入が安定しない、物流費の高騰、新しい畑が手に入らない、台風などへのリスクヘッジと枚挙にいとまがない。こうした課題を、栽培拠点を複数持つことで解決している農業法人がある。 香川県三豊市に本 […]
農業分野で働くにあたって、現在は多様な選択肢が存在する。自身で独立して始めるのはもちろんのこと、生産法人や農業サービスを展開する企業に就職したり、アルバイトとして農繁期のみ働くなどさまざまだ。そうした中、近年増えつつあるのが地域おこし協力隊として地方 […]
「全国農業新聞 4月18日号より」 最終回となる今回は、 クラウドファンディング 成功のコツついて㈱cr aco(代表取締役溝橋正輝)に話を伺った。 同社は、プラットフォーム選択やプロジェクト制作などの伴奏支援から、集客や広告配信などのマーケティング […]
「全国農業新聞 4月11日号より」 今回、お話を伺ったのは、栃木県真岡市で国産バナナの栽培をしているラフファーム(豊田恵介代表)。2022年、新規就農をするための資金としてプロジェクトを立ち上げ、97人に支援され、支援額は667,000円が集まった。 […]
「全国農業新聞 4月4日号より」 今回、お話を伺ったのは、山形県東根市でサクランボや西洋梨、桃の栽培をしている(株)やまのカタチ。2024年に初めてプロジェクトを立ち上げ、現在2回目のクラウドファンディングに挑戦中。1回目は500人を超える人に支援さ […]
「全国農業新聞 3月28日号より」 第6回からは、全国の生産者が実際に挑戦してきたクラウドファンディングについて取材をしてきたので、様々な事例を紹介していきたいと思う。 今回、お話を伺ったのは、山梨県中央市で大玉トマトを水耕栽培している株式会社ヨダフ […]
「全国農業新聞 3月21日号より」 第5回となる今回は、実際にプロジェクト掲載までの利用手順について話をしていきたいと思う。 まず初めに、前回の事前準備で決めたプラットフォームへ飛び、アカウントの作成とプロジェクトの実行者の詳しい情報の登録を行う。名 […]
「全国農業新聞 3月14日号より」 クラウドファンディングを成功させるためには、しっかりとした準備と計画が欠かせない。第4回となる今回は、利用する前に準備すべきことについて話をしていきたいと思う。 まず初めに、プロジェクトの目的を明確にすることが必要 […]
「全国農業新聞 3月7日号より」 第3回となる今回は、クラウドファンディングを農業分野で利用した際に出来ることについて話をしていきたいと思う。 「CAMPFIRE」のキーワード検索で農業と検索してみると、これまでに900を超えるプロジェクトが発足し […]
「全国農業新聞 2月28日号より」 第2回となる今回は、クラウドファンディングの種類と特徴について話をしていきたいと思う。 一概にクラウドファンディングといっても、いくつかの種類がある。まず、最初に挙げられるのが購入型クラウドファンディングだ。支援者 […]
「全国農業新聞 2月21日号より」 今回から始まる連載は、クラウドファンディングを利用した生産者や有識者に取材した情報を下に、生産者にとってのクラウドファンディング利用について紐解いていく企画である。 初回となる第1回は、クラウドファンディングとは何 […]
夏を代表する野菜のひとつ、とうもろこし。採れたての新鮮なとうもろこしは、格別の甘さと風味があります。家庭菜園でも比較的育てやすく、プランターでの栽培も可能です。今回は、日本一のとうもろこしの産地でもある北海道で農業を営む、川添農園の川添宏明(かわぞえ […]
ビタミンや食物繊維が豊富で、冬野菜である芽キャベツ。独特のほろ苦さと凝縮された甘みが特徴で、一度食べるとやみつきになる美味しさです。1つの苗から50個近く収穫できるので、料理の幅も広がります。今回は、日本一の芽キャベツの産地でもある静岡県で農業を営む […]
全国共同出版株式会社様より出版されている「農業協同組合 経営実務」にて「e顔クラブ」全国を周る中で出会う生産者の表紙と生産者にインタビューした記事を担当しています。 第12回となる今回は、長野県茅野市でパセリを栽培されている「FURUKAWA FAR […]
全国共同出版株式会社様より出版されている「農業協同組合 経営実務」にて「e顔クラブ」全国を周る中で出会う生産者の表紙と生産者にインタビューした記事を担当しています。 第11回となる今回は、長野県木島平村でズッキーニや白ネギ、さつまいもを栽培されている […]
全国共同出版株式会社様より出版されている「農業協同組合 経営実務」にて「e顔クラブ」全国を周る中で出会う生産者の表紙と生産者にインタビューした記事を担当しています。 第10回となる今回は、山梨県中央市でトマトを栽培されている「株式会社ヨダファーム」さ […]
2024年から2025年にかけて報道を多く耳にされたと思います。青果物における価格高騰のニュース。消費者が野菜の高騰による悲痛の声を訴えていたのが印象に残ります。その報道の一方で、生産者側に目を向けると、野菜が高騰したからといって儲かっている訳ではあ […]
株式会社アール・アイ・シー様より出版されている「食品商業」にて、生産者にインタビューした記事を担当しています。 今回は、広島県三次市で長ネギを栽培する「株式会社Agri Lore Lab.」さんです。 詳しくは、下記より見てみてください☺ […]
株式会社産直新聞社様より出版されている「産直コペル」にて、直売所にインタビューした記事を担当しています。 今回は、静岡県袋井市で大人気の直売所「とれたて食楽部」さんです。 詳しくは、下記より見てみてください☺ ーーーーーーーーーーーーー […]
株式会社産直新聞社様より出版されている「産直コペル」にて生産者にインタビューした記事を担当しています。 今回は、青森県十和田市で米を栽培されている「十和田アグリ株式会社」さんです。 詳しくは、下記より見てみてください☺ ーーーーーーーー […]
株式会社農業技術通信社様より出版されている「農業経営者」にて表紙と生産者にインタビューした記事を担当しています。 今回は、茨城県つくば市でブルーベリーを栽培されている「アオニサイファーム」さんです。 詳しくは、下記より見てみてください☺ […]
株式会社農業技術通信社様より出版されている「農業経営者」にて表紙と生産者にインタビューした記事を担当しています。 今回は、茨城県かすみがうら市で鴨を生育されている「株式会社西崎ファーム」さんです。 詳しくは、下記より見てみてください☺ […]
農業の世界には、長年にわたる経験を培ってきた生産者にしか生み出すことのできない作物や、「匠(たくみ)の業」ともいうべき栽培技術が存在する。これらはほかの生産者との差別化につながり、消費者から選ばれる理由の一つにもなりうる。一方で、生産現場から離れられ […]
農家を取材で巡っていると、栽培と営業の両立の難しさや人手不足といった悩みの声が聞こえてきます。そうした山積する課題を払拭しようと立ち上がった、徳島県の4農家によって設立されたのが株式会社菜々屋。どのような形で農家を手助けしているのか。 同社の代表であ […]
安全で品質が高いと、海外でも人気を集める日本の農林水産物や食品。2023年は年間輸出額が過去最高の1兆4547億円となるなど、今後さらに伸びていくであろう販路として、農業界でも注目されています。12年前から先進的に輸出を行い、現在も約40カ国へ自社商 […]
国民の消費量が多く、安定した供給が必要な品目として国が認定する「指定野菜」。キャベツ、キュウリ、里芋、大根、トマト、ナス、ニンジン、ネギ、白菜、ピーマン、レタス、タマネギ、ジャガイモ、ホウレンソウの14品目が指定される中、2026年に新たな品目として […]
創業わずか3年で年商1億円超えを達成し、30歳にして年商2.6億円をたたき出す新進気鋭の若手農家がいます。その手腕からメディア露出も多く、多方面で華々しい活躍を見せる一方、元々は見ず知らずの場所で起業し「土地が手に入らず規模拡大できない」、「経営が分 […]
社会全体で深刻的な働き手不足が叫ばれる中、近年は女性が活躍できる社会が目指されるようになってきました。農業界でも、女性農業者の活躍を目にする機会は増えつつありますが、農林水産省がまとめたデータを見てみると農業従事者における女性の割合は、2015年の約 […]
新型コロナウイルスの影響のほか、高齢化や担い手不足などの影響で減少傾向にある日本の観光農園。農林水産省の調査によると、2019年に6000軒を超えていた観光農園の数は、2021年には5000軒を下回っています。そうした状況の中、2022年12月にイチ […]
古代には、現代では存在しない動植物が数多く存在していました。古代魚のシーラカンスなどが代表例ですが、実は我々の身近にも、「生きた化石」と呼ばれる古来からの食材があります。それが、2億万年以上前から存在するといわれるイチョウに実を付けるギンナン。ギンナ […]
ここ100年で最も暑い夏となった、2023年の夏。自然現象であるエルニーニョ現象、都市化によるヒートアイランド現象が原因として挙げられますが、最も注目されている原因は地球温暖化です。地球温暖化は農業界にも影響を与えており、全国各地で猛暑による野菜の生 […]
2011年3月11日に発生した東日本大震災。最大震度7にも及ぶ揺れは、東北や関東の沿岸部での津波や原発事故を引き起こし、多くの人々の命を奪いました。農業界にも大きな影響を与え、農林水産関係の被害額は9634億円にも上ります(農林水産省「令和2年度食料 […]
全国共同出版株式会社様より出版されている「農業協同組合 経営実務」にて「e顔クラブ」全国を周る中で出会う生産者の表紙と生産者にインタビューした記事を担当しています。 第9回となる今回は、福島県南会津郡でお米や赤かぶ、荏胡麻を栽培されている「有限会社亀 […]
全国共同出版株式会社様より出版されている「農業協同組合 経営実務」にて「e顔クラブ」全国を周る中で出会う生産者の表紙と生産者にインタビューした記事を担当しています。 第8回となる今回は、茨城県石岡市で有機農業をされている「すずのき農園」さんです。 ー […]
全国共同出版株式会社様より出版されている「農業協同組合 経営実務」にて「e顔クラブ」全国を周る中で出会う生産者の表紙と生産者にインタビューした記事を担当しています。 第7回となる今回は、茨城県下妻市でお米と野菜を栽培されている「株式会社苅部農園」さん […]
全国共同出版株式会社様より出版されている「農業協同組合 経営実務」にて「e顔クラブ」全国を周る中で出会う生産者の表紙と生産者にインタビューした記事を担当しています。 第6回となる今回は、北海道旭川市でお米を栽培されている「なかじま農園」さんです。 ー […]
全国共同出版株式会社様より出版されている「農業協同組合 経営実務」にて「e顔クラブ」全国を周る中で出会う生産者の表紙と生産者にインタビューした記事を担当しています。 第5回となる今回は、茨城県石岡市で長ネギを栽培されている「株式会社BRAVE」さんで […]
全国共同出版株式会社様より出版されている「農業協同組合 経営実務」にて「e顔クラブ」全国を周る中で出会う生産者の表紙と生産者にインタビューした記事を担当しています。 第4回となる今回は、兵庫県南あわじ市で多品目の野菜を栽培されている「野口ファーム」さ […]
全国共同出版株式会社様より出版されている「農業協同組合 経営実務」にて「e顔クラブ」全国を周る中で出会う生産者の表紙と生産者にインタビューした記事を担当しております。 第3回となる今回は、徳島県佐那河内村ですだちを栽培されている「嵯峨峡ファーム」さん […]
中華料理の青椒肉絲や回鍋肉など、油と相性が良いピーマン。家庭菜園の中でも受粉作業が必要なかったり、難しい剪定作業がなかったりと比較的栽培がしやすい野菜です。今回は、日本一のピーマンの産地でもある茨城県神栖市で農業を営む、原農園の原秀吉(はら・ひでよし […]
煮る、焼く、揚げる、漬けるなどさまざまな料理に使えるナス。上手く栽培できたら、1本の苗から100個以上収穫が可能です。是非、たくさんの新鮮なナスを家庭で食べて、ご近所さんにもお裾分けしましょう。今回は、日本一のナスの産地でもある高知県安芸市で農業を営 […]
物流現場から聞こえてくるドライバー不足や、生産現場から聞こえてくる運賃の高騰など悲痛な訴えを耳にする物流問題。前回は、大阪産業大学で物流を研究されている浜崎章洋教授にこれまでとこれからの物流について取材しました。後編となる今回は、物流会社、物流機器メ […]
「全国農業新聞 6月28日号より」 最終回となる今回はSNSや農業×SNSの今後の動向について見ていきたいと思う。 総務省から2023年に発表されているデータによると、2028年には世界で60億人を超える人がSNSを利用する予想となっている。また、2 […]
「全国農業新聞 6月21日号より」 前回に引き続き、タキイ種苗株式会社でカタログやポスター、産地取材など農業関連の写真を40年に渡り撮り続けてきた、広報出版部カメラマンの城戸健一(きど・けんいち)さんに農業写真を撮る上で使える技術的なことについて伺っ […]
「全国農業新聞 6月14日号より」 これまでSNSについて様々な角度から話をしてきたが、ほとんどに共通して必要なものがある。それが、文字だけで伝わらない情報を届けることのできる写真だ。実際、文字だけでは見て貰えないと言われるほど、SNSとは切っても切 […]
「全国農業新聞 6月7日号より」 今回は、「ライブコマース」の活用法を紹介したい。 EC市場のライブコマースによる売上は年々増加傾向にあり、最も利用者の多いといわれる中国では2018年の1.5%(343億円)から2023年には24.3%(22兆600 […]
「全国農業新聞 5月31日号より」 今回は、「産直SNS」の活用法を紹介していきたい。 業界の市場調査を行う株式会社矢野経済研究所が2023年に発表した「産直ビジネス市場調査」によると、2019年に約2兆9000億円だったものが2022年時点では約3 […]
「全国農業新聞 5月24日号より」 今回は、「Facebook」と「YouTube」の活用法を紹介していきたい。 総務省から発表されているデータによるとFacebookは、世界で30億人以上が利用しており、最も利用者が多いSNSだ。実名登録が必要で3 […]
「全国農業新聞 5月17日号より」 ここでは、前回紹介した「Instagram」を上手に使いこなしている2組の事例をもとに、使い方をよりイメージできればと思う。 1組目は、山形県東根市でさくらんぼやラフランスを中心とした果物を栽培している株式会社やま […]
「全国農業新聞 5月3日号より」 ここまでは、SNSについて知ってもらったが、第5回以降は農業と相性のいいSNSの具体的な活用法を話していきたいと思う。今回は、消費者と生産者ともにユーザー数も多い「Instagram」である。 Instagramを運 […]
全国共同出版株式会社様より出版されている「農業協同組合 経営実務」にて「e顔クラブ」)(全国を周る中で出会う生産者の表紙と生産者に農業の魅力をインタビューした記事を担当しております。 第2回となる今回は、茨城県石岡市で有機野菜を多品目で栽培されている […]
福島県須賀川市にある薄井農園さんでお話を聞かせていただきました。 同社では、10種類にも及ぶリンゴを化学農薬を使用しない方法と一切の農薬を使用しない栽培の2種類で生産。科学を使用しない栽培では、樹を健全に育成するためだけに有機JAS認定の有機農薬のみ […]
「全国農業新聞 4月26日号より」 これまで農業×SNSの可能性など良い点に触れてきたが、もちろん怖い部分も存在する。第4回はSNSのデメリットや危険性について話をしていきたいと思う。 1つ目は、個人情報が世に出てしまう可能性だ。SNSを利用する上で […]
「全国農業新聞 4月19日より」 第3回は、前回紹介した定番以外の農業分野に関係あるSNS、農業とSNSを掛け合わせることで実現できることとは、について話をしていきたいと思う。 最初に紹介したいのが産直SNSである。馴染み深い呼び方だと産直ECとも […]
「全国農業新聞 4月12日号より」 第2回は、具体的にはどんなものあるのか、農業と相性のいいものは何か、について話をしていきたいと思う。 国内で多く使われているサービスは、文章を共有することのできる「LINE」や「X(旧Twitter)」、「Face […]
「全国農業新聞 4月5日号より」 今回から始まる連載は、私自身がSNSを使い農業の情報を発信したり、SNSの講座を受けたり、全国の生産者を取材した中で聞いてきたりした情報を下に、生産者にとってのSNS利用について紐解いていく企画である。 初回となる第 […]
全国共同出版株式会社様より出版されている「農業協同組合 経営実務」にて「e顔クラブ」(全国を周る中で出会う生産者の表紙と生産者に農業の魅力をインタビューした記事を担当しております。 第1回となる今回は、茨城県笠間市で栗を栽培されている「かねこ農園」さ […]
山形県最上郡にある有限会社舟形マッシュルームさんでお話を聞かせていただきました。 同社では、国内でも数多くないマッシュルームを栽培しています。現在は、地域と連携し、年間1500トン生産。国内シェア20%を誇っています。 しかし、順風満帆な経営ばかりで […]
茨城県石岡市にあるJAやさとさんでお話を聞かせていただきました。 同社では、1997年から先進的に有機農業に取り組んでおり、25年以上の歴史を持ちます。2023年には、これまでの取組を評価され日本農業賞大賞と内閣総理大臣賞を受賞したJAやさとの有機栽 […]
皆さんは、「農業を営む上で必要なこと」と聞かれて何を思い浮かべますか。 栽培技術や経営、販路、最近ならSNSといったように複数の答えがあると思います。その中でも物流は、販売活動による「商流」と商品を届ける「物流」の2つが完了されて始めて取引が成立 […]
茨城県水戸市にある株式会社Tedyさんでお話を聞かせていただきました。 同園では、国内でほとんど消費されていなかった2000年からパプリカを生産しています。23年目になる現在では、パプリカ栽培のトップランカーとして年間470トンもの生産量を誇ります。 […]
鹿児島県指宿市にある株式会社大吉農園さんでお話を聞かせていただきました。 同園では、減農薬や土づくりにこだわりながらキャベツやケール、枝豆、夏野菜を生産しています。 特に特徴的なのは、キャベツの生産量の約3割をシンガポール、香港、タイへと輸出している […]
鹿児島県志布志市にある株式会社さかうえさんでお話を聞かせていただきました。 同園では、施設でピーマン、ナス、キュウリ。露地でケール、ジャガイモ。畜産では黒毛和牛自社ブランド「里山牛」の生産・加工をされています。 新型コロナウイルスや、ロシアによるウク […]
福岡県糸島市にある株式会社ヨシウラファームさんでお話を聞かせていただきました。 同園は、40年以上にわたって、約19ヘクタールの畑で青ネギを栽培している農家さんです。 現在は、年間売上2億円を超え、成功しているといえる農家さんですが、元々は赤字続きだ […]
佐賀県唐津市にある株式会社アグリッシュさんでお話を聞かせていただきました。 同園は、ハウスで高糖度・高栄養価のミニトマトを栽培されている農家さんです。 しかし、トマト栽培は順風満帆なものではありませんでした。2018年に起きた大雨による浸水被害によっ […]
佐賀県唐津市にある株式会社クラベル・ジャパンさんでお話を聞かせていただきました。 同園では、コロナ前までカーネーション専門で栽培されていました。1本8000円と日本一高いカーネーション農家として70年以上歴史があります。 そんな中、世界中でパンデミッ […]
前回に引き続き、熊本県益城町にある株式会社果実堂さんでお話を聞かせていただきました。 今回は、水やりなどの水分管理方法を研究し、肥料使用量の低減や収量アップにつなげた水管理のノウハウをお聞きしました。 詳しい記事は、マイナビ農業で執筆させていただいて […]
このブログでは、日本全国の農家さんを周り紹介しています! お気に入りの野菜、農家さんを見つけてみてください☺ 自己紹介 ゆうと はじめまして!農業専門ライターの鈴木です!よろしくお願いします! 浦部さん はじめまして!URABE FA […]