農家のSNS-効果的な使い方- 第5回 具体的な活用方法①

「全国農業新聞 5月3日号より」

ここまでは、SNSについて知ってもらったが、第5回以降は農業と相性のいいSNSの具体的な活用法を話していきたいと思う。今回は、消費者と生産者ともにユーザー数も多い「Instagram」である。

Instagramを運営するMeta社から発表されているデータ(2019年)によると、国内月間アクティブユーザー数は3300万を超え、男女比率は男性43%女性が57%という。

また、総務省から発表されているデータ(2022年)によると、10代から30代は70%前後、40代と50代は45%前後がInstagramを利用しているという。これらから、幅広い年代で多くのユーザーが利用していることが分かる。

では、どのように活用するといいのか。Instagram上にはあらゆるコンテンツが揃っている。私の肌感覚だけでも農業関連のアカウントだけで1万を超える。その中で、他と同じ投稿をしていては埋もれてしまう。だからこそ、ビジネスとして使うならば、使う目的を明確にした方がいいと考える。具体的には、どういう目的で知ってもらうかだ。主婦層に野菜を買ってもらうために知って欲しいや学生に就職先として知って欲しい、意見やアドバイスが欲しいなど人によっても変わってくる。

使う目的が決まったら、どうやって知ってもらうかが重要になってくる。ただ、日々を投稿していたら目的を達成できるわけではない。主婦に知って欲しかったら主婦層が知りたいと思っている農業関連について発信をしたり、働き手が欲しかったら社内の雰囲気や実際の作業内容などを発信したりする必要がある。

結果として、目的に興味ある人がSNS上で集まり、ビジネスに活用できるのだ。

次回は、よりInstagramの活用法をイメージできるよう、生産者の実例を参考にひもといていきたい。

Meta社から発表されている記事

Instagramの国内月間アクティブアカウント数が3300万を突破 | Metaについて (fb.com)

総務省から発表されている記事

000887659.pdf (soumu.go.jp)

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