今回お話を聞かせていただいたのは栃木県下野市にある「あすらふファーム」の細井さん。
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始める前に課題となったこと
少量多品目の野菜を有機栽培する細井さんに色々と聞いてみました!
実際、農業始める前には、どんな苦労がありましたか?
元々嬬恋のキャベツ農家で働いたりと多少の農業経験はあり、その中で、有機栽培について学びたいなと思い千葉県にある「さいのね畑」を尋ねました。
そこでまず初めに言われたのが貯金はあるのか?最低でも300万は貯金してから来いでした(笑)
細井さんのことを考えてくれての現実的な話から始まったんですね(笑)
はい(笑)実際その時は嬬恋のキャベツ農家に泊まり込みで働いて貯めた100万しかなく追い返されました。結果としては、もう1年嬬恋の泊ま込みの仕事でお金を貯めました。その後にもう一度行った許可がおりて研修をさせて貰えることに。
そーだったんですね!実際、独立してみて貯めといて良かったなって思いました?
それは、間違いないです。始めるにあたっても育苗ハウスや保管場所、種代などとお金がかかるので計画的にお金を貯めて置かない厳しいかなと、、初めの考えが甘かったです(笑)
始めてからの感じる課題
さいのねさんで研修をしたのちに独立されましたが、実際に独立してからどんな点が大変でした?
何点かあります。1つは、計画性。2つ目は、販売。最後に、金銭的な問題です。
1つ目の計画性についてですが、播種、作付け、在圃性、販売と色々な計画が必要になります。それを正確に実現する為の知識も必要です。研修でも勉強するんですが、独立していざ1人ってなると難しい。更に、販売先も安定して決まってる訳じゃない点も播種や作付けの計画が立てにくい原因としてもありますね。
2つ目の販売についてですが、作ることにおいては研修先で勉強するので野菜は1年目でもできます。ただ、販売については教えてもらうことが無いので自分で動かないといけません。実際に、うちでは農総研と知り合いづてに繋がったところでした。有機野菜だから売れるってわけじゃないことが現実です。
最後の金銭についてですが、正直1年目は120万ほどしか売上が立ちませんでした。生きてくのに生計が成り立つ金額じゃなかったです。ただ、新規就農の補助金と妻が共働きで働いていることもあり成り立っています。現実は甘くありません。まず、今の目標としては生計を立てられるように生産、販売をしていくことにつきると思います。
世の中で有機農業で長年やって上手くいっている人が取り上げられるだけで、細井さんが言っていることが現実的な話ですね。
そーですね、、ただ、実際に計画をもって取り組んで上手く回っている先輩農家もいるんで個人の取り組み方次第でいい方向に変えることができるはずです!そこを目指して頑張っていきたいと思ってます☺
最後に
今回お話を聞かせていただいて、有機農業の現実的な部分を感じました。
最近、有機農業で独立したいという若者の声を聞く機会がありますが、言葉だけでなくしっかりと計画をもって始めることが大切ですね。計画性も販売先からしたら信頼できるポイントの1つになるはずです!
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読んでくださりありがとうございました!
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