農業WEEKで気になった企業 10選 中編

熊本県のグランメッセ熊本で5月の24日から26日にかけて農業WEEKが開催された。これまでは、千葉県の幕張メッセで毎年開催されていたので九州初上陸である。

当日は会場の盛り上がりは凄く、約300もの企業が出展し、来場者の数は約2万人を超える。今年一盛り上がった農業のイベントではないだろうか。

今回は、3日間に渡り農業WEEKへ参加し、色々な企業の話を聞いてきた。その中で、個人的に気になった企業を10社取り上げてみたいと思う。

4.株式会社ベルグリーンワイズ

4社目は、株式会社ベルグリーンワイズ。同社は、機能性包装資材の製造・販売、青果物の鮮度研究を行ってます。

今回、農業WEEKでは機能性包装資材である「オーラパック」を展示されていました。

オーラパックとは、青果物の鮮度を長持ちさせる高鮮度保持フィルム。具体的に、水分活性機能(青果物中の水分子を動くかす機能)により蒸散を抑制させます。蒸散が少ないので、フィルム内が蒸れにくく水滴による傷みも少なくなるのです。

鮮度が長持ちすることは、生産者、卸、小売り、消費者すべてメリットがあります。今後、物流における2024年問題等で商品の集約が必要になるはずです。それに伴い、一時保管をする必要があるのでそういった部分でも一役買うのではないでしょうか。

↓ホームページを貼っておくので、詳しくは見てみてください!

オーラパックについて│青果物の鮮度を長持ちさせる高鮮度保持フィルム (bellegreenwise.co.jp)

5.株式会社TOMTEN

5社目目は、株式会社TOMTEN。同社は、農産物の栽培から収穫・貯蔵・加工・流通・販売に至るまでの過程で発生する様々な問題点に対し、それらを解決するための世界最先端技術を提案を行っています。

今回、農業WEEKでは作物の貯蔵を助ける「空っ風君」を展示されていました。

玉ねぎやじゃがいもなど貯蔵する青果物において、貯蔵を行う前に表面の乾燥が必要になります。従来は、畑で吊るしたり、風を送って乾燥させてきました。

空っ風君では、シートとファンの組み合わせで作物間隙に強制的に空気を通し、作物の表面を短時間で乾燥させます。1台で最大20トンもの青果物に対応可能だそうです。

乾燥が効果的に行えることで、天気の悪い日に収穫ができなかった青果物も可能になるそうです。

↓ホームページを貼っておくので見てみてください!

空っ風君 – 作物の保管・貯蔵・倉庫のことならトムテン (tomten.co.jp)

6.株式会社コバヤシ

6社目は、株式会社コバヤシ。同社は、商社とメーカー双方の機能をもつプラスチック総合企業です。農業分野以外にも、工業分野など幅広い分野で使用されるプラスチック製品を取り扱っています。

今回、農業WEEKでは「いちごハンモックトレー」を展示されていました。見た目が、面白くつい立ち止まって話を聞いてしまいました。

現在、農業分野でブランディングといった言葉を耳にします。このブランディングとは、自分達のブランド(商品)を理解、認知してもらい、世の中に浸透させる動きです。特に、農業で多いのが自分たちのこだわりを適切に理解してもらい、付加価値を付けて販売することだと思います。

その中で、いちごにぴったしの容器が「いちごハンモックトレー」。機能性はもちろん、デザイン性がいいと思います。不織布を使ったハンモック構造で高い緩衝性を実現。更に、不織布を使うことで高級感を感じます。

他にも、リンゴの搾りかすを使ったバイオマス製品、フィルム部分を減らし紙を多く使った製品、分解され土にかえるフィルム製品などが並んでいました。

青果物を入れる容器だけでも色々な種類があります。自分達にあった容器にすることで思いもより伝わるでしょう。

↓ホームページを貼っておくので見てみてください!

流通資材事業部カタログ一覧 | 製品一覧 | 株式会社コバヤシ (kbjapan.co.jp)

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展示会の気になった企業紹介は3回に分けて投稿しようと思います!次は後編!

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読んでくださりありがとうございました!

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是非、色々な情報が載ってますので見てみると面白いです☺