福岡県糸島市にある農業資材や不動産、農業などと様々な事業を取り組んでる会社になります。
今回、糸島市にある「さくらファーム」さんに連絡をしたところ、グループ会社の大元である農建産業さんにお話を聞かせていただきました。
農建産業株式会社とは
始まりは、農業資材を扱う会社として始まりました。現在では、農業資材、太陽光発電システム、不動産、浄化槽・下水資材、農業、飲食、加工業、整体事業と幅広く様々なことに取り組んでいます。
グループ会社として、エヌケイ住宅株式会社、千秀アグリフードサービス株式会社、農業法人さくらファーム株式会社、木原電気設備株式会社があり、その中で、今回は農業法人さくらファーム株式会社で行っている農業についてお伺いしてきました。
農業法人さくらファーム株式会社とは
糸島市で、イチゴ、にんにく、大根、キャベツ、キノコ類を作っています。
イチゴは、観光農園として運営。にんにくは、黒にんにくやにんにくペーストに加工して販売。大根、キャベツは、農建産業で経営している飲食店「伊都の台所(福岡市にある居酒屋)伊都の寿司にし川(糸島市にあるお寿司屋さん)」で使用。キノコ類は、直売所等での販売されてます。
今年(2022年)からは、トマト栽培にも挑戦しています。
農建産業が農業を始めたきっかけについて
代表取締役である竹浦さんの実家は、農家さんでした。
小さいころから手伝っており40年以上農業に関わってきました。
高校を卒業後、東京で警察官を3年勤務後に、資材屋さんに転職し10年勤務。
その後、資材屋さんとして独立しました。
会社で使う資材を使い、イチゴの栽培を始めたことがきっかけになりました。
資材屋さんが行う農業とは
会社にある資材を使い、イチゴの観光農園を開いています。
イチゴの栽培をしてJAや直売所に卸していては、利益が少ない。観光農園になると梱包の箱などの経費も掛からないので、利益が最大化します。
ほかにも、きのこは、水耕栽培をしていて潰れたところを再利用しています。
トマトは、今年から新しく始まった事業なのでこれから売り先を探していくことになります。
竹浦さんが考える今後の農業について
現状として
・農業はJAやメーカーばかりが儲かっている仕組みになってしまっている。
・購入するのにも、販売するのにも、手数料を取られてしまって農家さんの手取りがかなり少なくなってしまっている。
・良いものを作っても周りが豊作だと安く買いたたかれてしまう。
これらがあげられます。
解決策として
・農家さん自身で販路を探し、行動しないといけない時代がくるので、外に情報を取りに行かなくてはならない。
・情報を共有し、日本全体での作る作物の量の調整を行い、価格の安定をはからないといけない。
・農業の情報の時代がくる。
とお話を聞かせていただきました。
終わりに
お話を聞かせていただきまして、納得する話や新しい情報を聞かせていただきました。
当然、これが全てではないので、正解は他にもあると思います。
しかし、農家さん自ら動かなくては生き残れない時代が来るのは間違いないかと感じました。
これから農家さんの為にどうやって関わっていくのか、改めて考えていきたいと思います。
スウェーデンから来ており、現在トマト栽培の責任を持つダビットさん
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読んでくださりありがとうございました!
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是非、色々な情報が載ってますので見てみると面白いです☺