取材した農家さんをご紹介 Vol.13 田中 陽介 /米/麦/ブロッコリー

福岡県糸島市で農家をされてる田中陽介さんにお話を聞かせていただきました。

田中さんは、米、麦、ブロッコリーを生産されている農家さんです。

自己紹介

 
ゆうと
はじめまして!農業専門ライターの鈴木です!!今日は1日よろしくお願いいたします!!
田中さん
はじめまして!田中です!!よろしくね!!

5月は、田植えの季節になるので米農家さんにとっては忙しい時期になります。

本日は、1日バイトとしてお手伝いをしながら取材をさせていただきます!

よろしくお願いいたします☺

農業を始めたきっかけについて

 
ゆうと
まず初めに農業を始められたきっかけについてお伺いしてもいいですか?
田中さん
元々は、実家は米の専業農家で、その家庭の長男として生まれました。しかし、一度も父からは継げと言われたことは無く、サラリーマンとして働いていました。12年ほどサラリーマンとして働いたんですが、自然と父のやっている農業を一緒にやりたいなと思い始めましたかね笑

田中さんは、4人兄弟です。自分が行った日は、苗広げという作業をしたのですが弟の2人とお父さんも一緒にやられていました。

また、苗広げは1日かかる大変な作業なので、親戚、近所の人、近くの大学生など10人以上のメンバーで朝8時から17時過ぎまでかかりました。

いとバイについて

 
ゆうと
大学生が農家さんで働いているのが驚いたのですが、どのような経緯があったんですか?
田中さん
知り合いとか、ずっと働いてる訳じゃないんだよね!糸島には、いとバイって言って農家さんと大学生が繋がる仕組みがあるからそこからバイトを募集して繋がってる

糸島では、九州大学の学生が発で、いとバイっていうコミュニティが存在します。

そこでは、糸島の農家さんと農業バイトをしたい大学生を繋ぐ仕組みとなっています。

農家さんにとっては、若い世代の力の確保、手数料のかからない人材の確保など利点がたくさんあります。

別で、いとバイについて詳しく聞くことが出来る際は記事にしてまとめようと思います。

苗広げについて

 
ゆうと
地元でも米を作っている農家が多いんですけど、今回する苗広げって聞いたことないんですがどんな作業なんですか?



田中さん
田んぼに種を撒いたトレーごと埋めて苗になるのを待つ作業のことだよ!

私の地元でも見られるのですが、ハウスでトレーに種を撒いて水をあげて苗を作ります。

しかし、田中さんのところでは大規模にやられているので毎日毎日水をあげる作業が手間になってしまいます。

そこで、田んぼに水を張り、そこに種を撒いたトレーを浸すことで水をあげる手間が無くなります。

また、苗になり根が張ってしまうと取れなくなってしまうので、トレーと田んぼの間には、根切りシートと呼ばれる苗を剝がしやすくするシートを使用します。

 
ゆうと
田中さんの今後の展望についてお伺いしてもいいですか?
田中さん
現状、経営の面は父が行っています。また、自分自身まだ父の元で勉強をさせてもらってる身なので技術や知識などより深めていきたいと思ってます。そして、いつか父から継ぐことになるので経営の面も勉強していきたいです!!

終わりに

地域によって米の育て方、品種、時期など変わってくるのを改めて感じることが出来ました。

現状は、高く売れる酒米の需要が減っており、飼料となる米の面積が増えていると聞きました。

ただ、輸入の小麦が減っており、国産の需要が高まっているので、その分高く売れることに期待したいです。

本日は1日一緒に作業をさせていただき、ありがとうございました。

実際にやってみないと分からないことや感じることもたくさんありました。

作業後に食べるお米は格別でした笑

また、お手伝いできるタイミングはよろしくお願いいたします☺

収穫が間もなくの田んぼ

田中さんの作るブロッコリー

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読んでくださりありがとうございました!

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是非、よろしくお願いいたします☺