福岡県糸島市にある糸島王丸農園さんでお話を聞かせていただきました。
糸島王丸農園さんの谷口さんは、26歳と農業の世界だとかなり若い世代の農家です。
糸島市の中でも山間部に位置する糸島王丸農園さん。谷口さんがメインとなり、おじいちゃんとお父さんが手伝いながら三世代で経営をしています。作っている作物は、米、麦、大豆、タケノコです。
谷口さんは、高校卒業後、2年間はおじいちゃんと一緒に働きながら農業について勉強しました。その後、20歳の時に糸島王丸農園として谷口さんがメインとなり農園の経営を始めました。
23歳の時に本格的に父も農業に参入し、年間45ヘクタールもの土地を3人で栽培をしています。
糸島王丸農園では、米は、米屋、保育園、新聞屋に契約で販売してます。それ以外の部分は、オンラインで販売し、更に残った物はJAに卸しており、麦と大豆は、全数量をJAになります。
また、タケノコは、福岡市の大丸にある糸島のアンテナショップ、ネット、関東の飲食店などに販売。その他に、旬の時期には、タケノコの収穫体験を開催されています。
メインになる米の販路を広げる為にも、多くの人に糸島王丸農園を認知してもらいたいと考えていたといいます。
そこで目を付けたのが、糸島市では栽培している人がいなかったタケノコです。糸島市で元々取れるものの、竹山を整備して栽培はしてる人はいませんでした。自然に生えてきたものを取り出荷がほとんどなので品質(形やサイズなど)が決して綺麗なものではなかったといいます。
そこで谷口さんは、自分の家の竹山の整備を行い、肥料の散布を行いタケノコの品質にこだわりました。その結果、糸島王丸農園のタケノコは徐々に広がり人気商品となったのです。毎年余らずに完売するほどとなりました。
そして、結果としてタケノコから糸島王丸農園を知って貰うことことで、米の認知、販路の拡大にも繋がっていったといいます。
糸島王丸農園では、今年から新たに枝豆作り、もち米の田植え体験、収穫体験、餅つき体験と体験農業を広げていくようです。
若いからこその行動力が農業に新しい風を吹かせるんではないかなと思います。
また、糸島王丸農園の収穫体験には谷口さん以外にも周りの若手農家が手伝いにきます。これは、糸島王丸農園だけでなく、若手農家が収穫体験に来てくれた人とコミュニケーションをとることで若手農家さんの認知。そして、糸島の農家さん全体の認知に繋がり、みんなで農業を盛り上げていきたいという気持ちから行っています。
谷口さんの話を聞いていて、こんなにも色々と考えている若い農家さんが今後増えてきたらとすごく楽しみになりました。谷口さんの更なる活躍楽しみです!!また、お話を聞かせてください!!
福岡県糸島市王丸の景色
糸島王丸農園さんの麦畑
糸島王丸農園さんのお米
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読んでくださりありがとうございました!
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