JA共済の「α世代の農業体験と教育効果に関する調査」が面白かったからシェア

1. 農業体験の実態:2人に1人が体験済み

デジタルネイティブ世代ですが、意外にもリアルの体験率は高い結果となりました。

  • 直近1年以内の体験率: 56.2%(半数以上)
  • 体験率が高い県:
    1. 長野県 (71.5%)
    2. 青森県 (69.8%)
    3. 福井県・島根県 (同率 69.3%)

2. 親の評価:教育効果への絶大な信頼

親は農業体験を「人間力」を育む場として高く評価しています。

  • 満足度: 92.1%が「体験させて良かった」と回答。
  • 実感した効果:
    1. 自然や環境を大切にする心 (31.7%)
    2. 感謝する心 (26.1%)
    3. 観察力 (16.9%)
  • 専門家の見解: 尾木ママも「農業には人を育てる力がある(IQだけでなくHQを高める)」と推奨。

3. 子どもの意識:農業は「かっこいい・役に立つ」

かつての3K(きつい・汚い・危険)のイメージは、今の子供たちには当てはまらないようです。

  • 農業のイメージ:
    • 1位:社会の役に立つ (91.3%)
    • ポジティブ意見多数:「面白そう」「楽しそう」
  • 将来の意向: 約4割 (38.6%) が「将来、農業をしてみたい」と回答。
  • 親の意向: もし子どもが農業をしたいと言ったら、83.4%が「応援したい」と回答。

4. 課題とチャンス:需要に対する「機会不足」

  • 親のニーズ: 75.7%が「子どもに農業体験をさせたい」と熱望。
  • 現状の不満: 77.7%が「体験できる機会が少ない」と感じている。
    • 親はスマホ・ゲーム時間の長さを懸念しており、その解決策としても農業体験(リアルな体験)を求めている。

【まとめ】

  • 市場: 親からのニーズは非常に高い(特にデジタル漬けへの反動)。
  • マインド: 子どもたちの農業へのリスペクトは高く、職業選択肢に入りつつある。
  • 課題: 「やりたいけれど場所・機会がない」というミスマッチが起きている。

詳しくは下記より

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