2023年も4か月が過ぎ、流行しているものを日常で目にします。
流行っやみつきなどがあります。
食の分野においても、様々な企業より食のトレンドについても発表されました。トレンドを知っておくことで、販売戦略など農業に活かせるかもしれません。
では、見ていきましょう！！
2022年のトレンド
先に、2022年に流行したものから。農業に関係ないものもありますが何点か見ていきましょう。
豆腐干
高たんぱく＆低糖質な中華食材の「豆腐干」。名前のとおり「豆腐の水分を抜いて乾燥させたもの」です。
麺の代用品としてパスタやラーメンなどに使っても違和感がないといわれ、糖質制限の強い味方として、雑誌やテレビでも取り上げられました。
コンビニエンスストアでも、多くの高たんぱく＆低糖質な商品が見られるので、今後もトレンドに間違いないでしょう！
韓国風やみつき卵
韓国では、「麻薬卵」と呼ばれており、香味野菜を混ぜた甘辛のタレと半熟卵を合わせたものです。
SNSから人気に火がつき、「中毒性がある」と話題になりました。作りやすさも人気に火がついた要因のひとつ。2022年2月以降、検索頻度が急上昇。特に10代や20代の若年層に支持されています。
やみつきのタレは、どんな食材にもあうので野菜と合わせても間違いないですね！！
鶏手羽元
食品の値上げでリーズナブルな食材への注目が集まった2022年。中でも、価格も手頃な鶏肉の需要が高まりました。鶏肉は、料理のレパートリーの幅が広いことからも人気だったといえます。
小さいころからよく食べていた鶏手羽元。2022年のトレンドに載っていることには驚きですね(笑)
その他
上記以外にも、韓国おにぎりの「チュモッパ」、新感覚の「生食感スイーツ」などが挙げられます。
スイーツには、小麦が多く使われているので要注目ですね！燃料費高騰など国産食材が注目されているのも追い風の1つです！！
2023年のトレンド予想
食のトレンドキーワードとして、物価高、代替食品、SNS発、韓国グルメ、海外伝統スイーツがあげられます。では、どんなものがトレンドとなるのでしょうか？
米粉
農林水産省によると、ロシアのウクライナ侵攻前の小麦における国内消費量の83％が輸入品となっており、国内生産量だけでは賄いきれない状況です。その中で注目されているのが「米粉」。
これまでもアレルギーやグルテンフリーの観点から注目されていましたが、輸入小麦の価格高騰により国内で自給できる米粉に注目が集まっています。
近年、米粉に適した品種「ミズホチカラ」などが開発され、農林水産省からも米粉の利用拡大に向け、「米粉の利用拡大支援対策事業」も発表されています。米粉の特徴を活かした新商品開発や機械設備の導入等を支援するものです。
また、グルメ情報サイトの「ぐるなび」でも米粉商品開発等支援対策事業の公募を始めるなど動きがあります。
今後は、これまで以上に「米粉」に注目ですね！米農家さんも検討材料の1つに入れてみてください！
植物性パスタに使用される野菜
えんどう豆、大豆、ひよこ豆などで作られた「豆ヌードル」。ズッキーニ、そうめん南瓜、カリフラワーなどを使った「フェイクパスタ」が挙げられます。
理由としては、「食に関する健康志向」の高まり、「環境や社会に配慮したSDGs意識」の高まりがあるそうです。輸入原料ではなく、国内生産できる食材を使用するといった意味も含まれます。
日本でも、「ミツカン」から黄えんどう豆100%の豆ヌードル「ZENB」や「キッコーマン」から小麦粉に大豆を50％混ぜ合わせた「大豆麺」が発売され、検索数も伸びているそうです。
また、オーストラリアではグリーンバナナをパウダー状に加工して、料理に混ぜ合わせたものも注目されています。
私は、食べたことがないので、どのくらい小麦を使った麺と違いがあるのか気になります！
デーツ
スーパーフードとして親しまれてきたナツメヤシの実である「デーツ」。
改めて注目される訳は、「食に関する健康志向」といいます。「自然のキャンディー」とも呼ばれる「デーツ」は栄養価の高い甘味料として再注目されているのです。
また、アメリカでは、コロナによるパンデミックの際にペット需要が伸びたこともあり、高品質かつ健康的なペットフードとしても注目されています。
お好み焼きソースで有名な「オタフクソース」にも「デーツ」が使われている（公式ホームページより）ようです。驚きですね(笑)
その他
農業に関係する商品を中心に取り上げてきました。それ以外では、
・韓国グルメの「ポチャ」「ロゼ料理」
・ブラジルスイーツの「プジン」
・アボカドオイル
・昆布
といったものが挙げられるそうです。
今回の2023年トレンド予想は、料理レシピを紹介する「クックパッド」、アメリカのグロサリー・ストアチェーン「ホールフーズ・マーケット」のトレンド協議会を参考にしています。
参考文献
↓クックパッド
食トレンド予測2023 | クックパッド (cookpad.com)
↓ホールフーズ・マーケット
Whole Foods Market Forecasts Top 10 Food Trends for 2023
↓日本農業新聞
２３年農畜産物トレンド 首位は「適正価格」 付加価値提案が課題 / 日本農業新聞 (agrinews.co.jp)
終わりに
日本農業新聞によると、2023年の農業における販売キーワードは、
・適正価格（コスト転嫁）
・物流
・持続可能性
・安定供給
・国産志向（地産地消）
といったものが挙げられるようです。次回は、2023年注目の販売キーワードについてまとめていきたいと思います！！
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読んでくださりありがとうございました！
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