「全国農業新聞 4月19日より」
第3回は、前回紹介した定番以外の農業分野に関係あるSNS、農業とSNSを掛け合わせることで実現できることとは、について話をしていきたいと思う。
最初に紹介したいのが産直SNSである。馴染み深い呼び方だと産直ECともいい、消費者がオンライン上で直接的に生産者と繋がり、商品の購入やコミュニケーションを取ることのできるサービスだ。その中でも利用者数が多いサイトが「食べチョク」「ポケットマルシェ」「産直アウル」になる。
次に、紹介したいのがライブコマースである。ライブコマースには、配信するだけのもの、投げ銭と呼ばれる配信者に対してお金を送れるもの、配信しながら商品を販売できるものがあるが、その中でもオススメしたいのが最後のサービスだ。畑やキッチン、作業場など色んな環境からリアルタイムで商品を販売することができる。実際に佐賀県武雄市の「ミヤハラ農園」では1回の配信で数十万円売っているとメディアでも話題になった。当時、使われていたのは「メルカリチャンネル」(2019年でサービス終了)だったが、現在は「Peace you LIVE」を使っているという。
これらのように、前回も含めSNSには農業の可能性を広げる力がある。日本だけでなく世界中のどこにいても農業の情報を手に入れることができるし、オンライン上の不特定多数に対して営業し販売することができる。さらには、自身たちの認知向上や働き手などの人材の獲得すらも可能である。事実、私が書く記事もそういったところから情報を得て、取材依頼をかけることも多い。SNSきっかけでメディアからの取材依頼やバイト、就職希望などはよく聞く話だ。
ここまではSNSのいい部分にだけ触れて話してきたが、もちろん、デメリットも存在する。次回は、SNSのメリットやデメリット、危険性について触れていきたい。
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