多くの企業や若者が農業へ興味を示し参入をしている現在。実際に農業人口の推移はどうなっているのでしょうか?農林水産省からの数字と経験をもとに農業従事者、新規就農者まとめていきたいと思います。
農業従事者の推移
農業従事者は、1960年代には約1100万人いたが、令和4年時には、約122万人まで減少。日本だけにいえる話ではなく、世界的に農業従事者は減少傾向です。近年だと、日本では平成27年から令和2年までの5年間で約50万人が減少しています。
平均年齢でいうと、令和3年時には、67.9歳になっており、年々増加傾向にあります。あと10年でかなりの数の農業従事者が減るでしょう。
新規就農者数の推移
毎年、大きな変化は無く、5万人前後の新規就農者が増えています。しかし、半数以上が49歳を超えてからの就農となっており、20代30代は少なくなっているようです。
取材していると、サラリーマンとして働いたのち、親が農業をやっていたので継いだという声は少なくありません。
*新規就農者には、新規自営農業就農者、新規雇用就農者、新規参入者が含まれる。
一般法人の農業参入の推移
農業への参入数の変化でいうと、改正前の平成21年12月末時点で、427法人。改正後の令和2年12月末時点で、3,867法人となります。年間だと平均して312法人が増えていることになります。
まとめ
農業業界にも少子高齢化の影響が来ており、農業人口の平均年齢は年々上がっています。実際に日本全国の農家さんを周っていると、地域全体で後継ぎがいないという話をよく聞きます。また、地域全体で畑が空きつつあり、法人または、若手が空いている畑を引き継ぐのかどうするのかという問題があるそうです。
ただ、実際に地域によっては20代30代の農家さんと出会う機会もあり、確実に若い人が増えている印象です。農家さんだけでなく、20代が農業に関連する会社に興味があるという人が増えつつあるように感じます。テレビ、SNSでも農業について発信をする機会が増えているので、その効果があるのではないでしょうか?
また、私自身は、農家さんの数が減ることは高齢化、機械化が進んでいるので仕方ないと思います。むしろ、現在続けられている農家さんにとっては、その分チャンスが多く回ってくるのではないでしょうか。
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