取材した農家さんをご紹介 Vol.27 アオニサイファーム /ブルーベリー/観光農園

茨城県つくば市にある、アオニサイファームさんでお話を聞かせていただきました。

ブルーベリーの観光農園をやられている農家さんです。

自己紹介

 
ゆうと
初めまして!農業専門ライターの鈴木雄人です!よろしくお願いいたします!!
青木さん
初めまして!アオニサイファームの青木です!よろしくね!

アオニサイファームさんでは、2023年オープン予定のブルーベリー観光農園です。現在は、プレオープンをしており、多くの人が訪れています。

ブルーベリー農園では、ブルーベリーの食べ比べだけでなく、カフェも併設しており、ドリンクやスイーツ、こだわりのピザが食べることができます。また、青木さんがデザイナーの仕事をやられてることもあり、空間づくりにはこだわられており、農園全体がとてもお洒落な空間です。

作られているブルーベリーは、23品種。栽培方法は、『独立適応栽培』。使用する地下水の原水に含まれる成分を詳細に分析し、気候と生育状況に合わせて配合した肥料を処方。その後も各種数値を細かく管理しながら微調整を続けていきます。

手間ひまのかかるこの方法により、ブルーベリーは、原産地同様の最適な環境で「最高の味」に成長していけるのです。

実際に見させていただいたのですが、1粒1粒が500円玉ほどあり、味はとても甘く品種によって少しづつ違いがあり、とても面白かったです!なにより、ブルーベリーも美味しいのですが、こだわりのピザが本格的で美味しかったです☺

【プレオープンの詳細】

《ブルーベリー摘み取り体験》
開催日:6月11日〜8月中下旬
営業時間:9時30分〜17時(受付16時終了)
休園日:月曜日・金曜日
体験料金:●大人(中学生以上)1パック付/1650円 ●小学生1パック付/1100円 ●幼児/550円(3歳以下無料)
※税込金額です。
※摘み取り体験は数種類の果実をその場で食べ比べ試食していただき、1パック分のブルーベリーを収穫してお持ち帰りしていただけます。食べ放題は実施いたしておりません。(幼児は食べ比べ試食のみ)
※雨天でも営業しております。
※ご予約はお電話、問い合わせ、SNS等より承っております。

《ブルーベリー販売》
料金:●100g/550円 ●1箱(100g×4)/2100円
※税込金額です。

《併設飲食店舗》
ブルーベリー観光農園のプレオープンに合わせて本格石窯ピザ(マルゲリータ・ブルーベリーピザ・近郊農家さんのこだわりサラダピザ)、ブルーベリーを使用したアイス、ジュース等も提供中!
営業時間:10時〜17時(受付16時終了)
定休日:月曜日・金曜日
※併設飲食店舗のみのご来園も大歓迎です!

農業を始めたきっかけについて

 
ゆうと
まずはじめに農業を始めたきっかけについてお伺いしてもいいですか?
青木さん
最初は、大学卒業後、東京に上京し広告デザイン会社に就職しました。その後は、27歳で独立しフリーランスでデザインをやっていました。しかし、35歳の時に限られた自分の人生をどう生きていくかについて悩んでいました。「人から依頼を受けたものを制作するデザイナーもすばらしいけれど、その枠を超えて、自分自身で何かを築きたい。それを世の中に発信して生きていきたい!」という夢が、年々ふくらんでいた時期だったのです。
青木さん
またその時はすでに、妻の実家が農家だったので、手伝ったりと農業と関りを持つ機会がありました。農業をしていると「健康的でいいな」「農業の可能性ってまだまだあるんじゃないか」など考えるようになり、興味を持つようになっていきました。
青木さん
こんなことを思っていた時に、出身地の京都の知人から、「ブルーベリーの観光農園」の新規立ち上げに広報として携わってほしいと依頼がありました。まさに、興味を持ち始めていた「農業」であり、「自分自身で何かを築き、発信する」を実践できるチャンスが回ってきたのです。
青木さん
ここから本格的に農業に関わるようになり、京都のブルーベリー観光農園を成功させた後に、妻の実家の農地があるつくば市で、自分のブルーベリー農園を立ち上げることを目指し始めたのです。

SNS利用について

 
ゆうと
アオニサイファームさんの印象としてオープン前なのにメディア露出やSNSの登録者が多いと思ったんですが、どのようなお考えで行動していられるのでしょうか?
青木さん
デザインをやっていることもあり、農業×クリエイティブについてどう具現化するか考えてます。人よってクリエイティブの捉え方は色々あると思いますが、私にとっては、農業にストーリーをつけて自ら発信することだと思っています。ストーリーがつくことで他の人との差別化につながり、ブランド力となるのです。そして、情報を多くの人に広告費もかからず発信できるのがSNSなんです!

具体的に、アオニサイファームさんでのSNSの利用について見ていきたいと思います。

青木さんの考えるSNSで大事な事

・どの人に知って貰いたいか狙いを決めて、投稿に統一感を出す

・1日に最低でも1時間のSNSを利用する時間を作る

アオニサイファームさんのアカウントでは、写真好きの人に見て知ってもらい、そこからの拡散を狙われています

一眼レフでこだわりの写真を撮り、写真のトーンも加工し、写真好きやカメラ好きな人でも素敵な写真と思われるような投稿なのです。更に、農業に関するハッシュタグだけでなく、写真好きやカメラ好きが調べるようなハッシュタグの活用をしています。

皆さんも自分なりの、農業×○○を見つけて投稿してみてください!

例 農業×料理(畑で採れる野菜を使ったレシピを混ぜる)、農業×子供(子供が楽しんでる様子を投稿)、農業×ディズニー(写真にキャラクターの人形やフィギュアを入れる)などなど人が好きな物と農業を混ぜると面白いかもしれません!(笑)やってみて試行錯誤しましょう!!

次に、青木さんは1日に最低でも1時間のSNSを利用する時間を作っているといいます。

これは、ただ好きな事を調べる訳ではありません。自分のアカウントに興味がありそうな人のアカウントを回り、いいねを押していると言います。例えば、つくば市でフルーツを使ったスイーツ屋さんのアカウントを見に来ている人のアカウントにいいねを押します。インスタグラムは、自分から行動して見つけて貰わないと、多くの情報に埋もれてしまいます。結果、始めただけで見つけて貰えずに情報に埋もれて終わるのです。

SNSの使い方が分からないって人も諦めるのではなく、興味のあることを調べるのに1時間使ってみてください!段々と理解できていき、使えるようになったり、楽しくなってきたりするかも知れません☺

まず、SNSに時間を割いてみるところから始めていきましょう!!

今後について

 
ゆうと
最後に今後についてお伺いしてもいいですか?
青木さん
将来的には、農業を通してつくばを知って貰ったり、来てもらったりして、地域全体を更に活性化していけたらと思います。まずは、農業をやっているつくば市からですね!そして、農業を通して盛り上げる輪が更に広がっていって欲しいです!!まずは、来年の本格的なオープンしないとですね(笑)

最後に

アオニサイファームさんでお話お伺いしてみて、時間の活用は、農業50%、SNSの利用などその他50%と言われていたことが印象的でした。新しい考え方で、最新のブルーベリー農園だからこそ時間の配分が成り立つ部分もあるかもしれません。しかし、日中は農業をして、夜中は遅くまでデザインの仕事をしてとダブルワークしており、家族の為、自分の為と夢を実現する為に人以上の努力があります。

私にとっても、青木さんの言い訳せずに目の前のことに取り組む姿勢は勉強になりました。更に、こんなカッコいい生き方をしたいと憧れさえ抱きました。

本当にありがとうございました☺

青木さんは、アオニサイファーム以外にも、ワニナルプロジェクトもやられており農業を盛り上げる活動をつくば市と協力してやられています。是非、アオニサイファームで調べてみてください!!

アオニサイファーム ←ここからも飛べます☺

茨城県で取材した記事

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