
「全国農業新聞 6月28日号より」
最終回となる今回はSNSや農業×SNSの今後の動向について見ていきたいと思う。
総務省から2023年に発表されているデータによると、2028年には世界で60億人を超える人がSNSを利用する予想となっている。また、2022年に国連から発表された情報では世界の人口は80億人を超えたという。要するに、将来的には人口の7割近い人がSNSを利用することとなり、よりSNSの利用価値は高まっていくとみられている。
近年、台頭してきたショート動画と呼ばれる短い動画コンテンツは引き続き伸びていくとされており、その背景には、タイパといわれるタイムパフォーマンスを意識した時間の使い方がある。読む必要が無く、短い時間でより多くの情報を見て聞くことのできるショート動画は、スキマ時間などで非常に利便性が高い。
実際にインスタグラムにおいて、10個の農業コンテンツ動画をあげるだけでフォローワーが8万人を超える生産者もでてきた。それほど多くの人が短い動画コンテンツを見ているし、農業に興味がある人がいることが分かる。
また、動画関連では以前紹介したライブコマースも非常に可能性が高いと思われる。私の話を聞いて石垣島のパイナップル農家さんがピースユーライブを試しに利用したところ、フォローワー数万人いる生産者でもライブ配信で100人が見てくれることは難しい中で、夕方の30分の配信だったが同時接続数は160人を超え、多くのリアクションを頂いたという。今後も利用してみたいといった話をしていた。 もちろん、自身の顔をSNS上で出すことには多くのリスクを伴うので、各自の判断が伴うが、今後更なる可能性を秘めていることには違いない。既にお手本となるアカウントはたくさんあるので参考にするところから始めて欲しい。
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読んでくださりありがとうございました!
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是非、色々な情報が載ってますので見てみると面白いです☺