
「全国農業新聞 6月14日号より」
これまでSNSについて様々な角度から話をしてきたが、ほとんどに共通して必要なものがある。それが、文字だけで伝わらない情報を届けることのできる写真だ。実際、文字だけでは見て貰えないと言われるほど、SNSとは切っても切り離せない存在といえる。
タキイ種苗株式会社でカタログやポスター、産地取材など農業関連の写真を40年に渡り撮り続けてきた、広報出版部カメラマンの城戸健一(きど・けんいち)さんに農業写真を撮る上で大事なことについて伺った。
「写真を撮る上で大事なのは、使う用途や誰が見るものかを意識すること。私が撮り続けてきた写真もまた、農家や消費者が買う商品のパッケージだったり、品種の特徴を伝えたりと用途も違っていれば、最終的な目的も違う。当たり前のことだけど、写真を仕事にしていない人は意外と意識していないと思う」
これまでSNSは使い方次第ではビジネスに活かせると話をしてきた。すなわち、それらに使われるものは商業写真となり、購買を促したり、興味を引いたりするものとなる。それらは、用途によって撮る場所も違ってくれば、写真自体の構成も変わってくる。
「レストランのメニュー表にあるサラダが分かりやすい。狙っている客の層が違うのでチェーン店と高級店を見比べると全く違う」城戸さん。私自身も自己流で青果物の写真を多く撮ってきたが盲点であった。
「私も学校で写真の勉強をしたし、今でも多くのアートなどから学んでいる。簡単ではないが、普段から写真を見た時に対象や用途、目的などを少しばかり意識して見るようにするだけで上達するから是非、試してほしい」 次回は、城戸さんに農業関連の写真を撮る上での具体的なコツについて伺っていきたい。
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