福岡県糸島市にある結樹農園 アグリスさんでお話を聞かせていただきました。
アグリスさんでは、きくらげを専門で栽培されている農家さんです。
自己紹介
結樹農園 アグリスさんが作るきくらげは、ハウス内で無農薬で育てる安心安全の国産きくらげです。
また、きくらげ栽培のコンサルタント事業もやられています。
きくらげについて
先に、日本におけるきくらげの現状について説明させていただきます。
きくらげの現状
日本国内で消費されるきくらげのほとんどは、中国、台湾、ベトナムの輸入に頼っている状態になります。国産は、わずか約5%しか流通していません。
きくらげの栄養価
きくらげの育て方
- 菌床栽培
- ハウス内にて栽培
- きくらげの成長
- 収穫
- 出荷
1.菌床栽培
3か月間、無菌室にて菌を育てます。
農薬散布のない国産広葉樹の原木チップをおが粉に加工し、水分や栄養体を入れて殺菌させます。
75~90日程度培養し、菌が全体に回った純国産の菌床を使用しています。
2.ハウス内にて栽培
無菌栽培を終えたあと、ハウス内にてきれいに並べて栽培します。
菌床に切り込みをいれ温度と湿度を定期的にチェックします。
温度が20~25度、湿度は70~90%を保たたせ日光を当てず換気しながらキクラゲを育てます。
結樹農園AGLISでは、1年を通してハウス内でキクラゲの栽培をしています。
3.きくらげの成長
切り込みを入れた箇所から、徐々に芽が出ます。
キクラゲは菌床に切り込みを入れた場所から徐々に生えてきます。
1~2週間で原基形成がみられ、その後1日1日少しずつ成長していきます。
夏場は成長が早いですが、冬場は少し成長が遅くなります。
4.収穫
5.出荷
農家さんになった理由とは
世界では、戦争や未知のウイルスなど想像のつかないような出来事が多く起きています。その中で、物流の問題もあり、輸入されるものは安定的に入ってくるとは言えません。
そこで、現状95%を輸入に頼っているきくらげを国内産で安定的な供給をする為に転職を決めました。
農家さんがやるコンサルタントとは
結樹農園 アグリスさんでは、約8000個の菌床があります。これは、九州で1番の規模を誇ります。実際に、福岡市の小中学校の給食で使用される月2tものきくらげを年間を当して供給をしています。
アグリスさんがコンサルタントを始めた場所が、福岡県で2ヶ所。これから始まる予定も福岡県で2ヶ所あるそうです。
生きくらげ?白きくらげ?
生きくらげと乾燥きくらげの違いを実際に食べた方からの
茨城県 鈴木雄人 20代男性
生きくらげを軽く湯どうしして刺身醤油で食べました。触感は、普段食べる乾燥きくらげほどコリコリしていなかったです。むしろ、ぷりぷりしていて初めての感覚でした笑
きくらげについてお伺いした話ですが、生きくらげよりも乾燥きくらげの方が、栄養価は凝縮される分高いみたいです。
しかし、生きくらげの良さとしては、水で戻す作業もないので手間もかからず手軽に料理にいれれる印象でした!
生きくらげの刺身
白きくらげ(はくびじん)については
最後に
1日御一緒させていただいて会社の雰囲気が凄くいいなと思いました。関東の人は驚かれるかもしれないですが、風通りのいい関係でお互いに思ったことを言えるからこその作業スピードや連携が取れているのかなと思います。
また、きくらげの栽培について調べたことも聞いたことも無かったので凄くいい経験になりました。
コラボ商品としてだしてる、きくらげソーセージも明太きくらげも美味しかったです!!!
ありがとうございました。
↓ 結樹農園 アグリスさんのホームページになります!!
きくらげソーセージ
きくらげを使った夕飯 明太きくらげもいただきました
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読んでくださりありがとうございました!
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是非、色々な情報が載ってますので見てみると面白いです。