
「全国農業新聞 4月11日号より」
今回、お話を伺ったのは、栃木県真岡市で国産バナナの栽培をしているラフファーム(豊田恵介代表)。2022年、新規就農をするための資金としてプロジェクトを立ち上げ、97人に支援され、支援額は667,000円が集まった。
今回のプロジェクトの発端には、栃木県での栽培実績が少ないバナナという点やバナナが農協での販売実績が無いという点から就農計画が通らず、認定新規就農者の認定を受けることが出来なかったことがある。その為、事業開始するための支援や借り入れが受けられなかったので、自分たちで資金調達を行うべくクラウドファンディングへ挑戦を決めたという。
ラフファームが実施したクラウドファンディングは、CAMPFIREやMakuakeといった業界最大手ではなく、kibidangoというサイトを利用した。豊田さんに理由を尋ねてみると、「大手に比べ手数料が安かったのと、大手よりも中規模でやられている方がサポートに関してもいいだろうなと口コミを見て決めました。大手だと見に来る人は多いですけど、その分プロジェクトも多い。企業も私たちみたいな小さいプロジェクトよりも大きな金額を成功できるプロジェクトを優先的にサポートした方が効率いいじゃないですか」と話す。
ラフファームの事例は、クラウドファンディングが農業を志す人にとって新たな資金調達の手段となりうることが分かる事例だと思います。クラウドファンディングを利用することで、これまで以上に農業への参入や新商品の開発、新たな取り組みといったことに挑戦する事ができるようになるのではないでしょうか。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
読んでくださりありがとうございました!
下にある農業と書かれているボタンをクリックすると、農業ブログのランキングサイトに飛ぶことができ、他の方がやられている色々な農業ブログを見ることができます!