クラウドファンディングに挑戦 第7回 農業×クラウドファンディングの事例②

「全国農業新聞 4月4日号より」

今回、お話を伺ったのは、山形県東根市でサクランボや西洋梨、桃の栽培をしている(株)やまのカタチ。2024年に初めてプロジェクトを立ち上げ、現在2回目のクラウドファンディングに挑戦中。1回目は500人を超える人に支援され、支援額は400万円を超えた。挑戦中であるプロジェクトは現時点で終了まで30日を残し、既に390万円が集まっているという。

プロジェクトの内容なシンプルで、「次世代くだもの農家、初の予約販売!渾身のさくらんぼで『既存販売網』に立ち向かう!」とクラウドファンディングを新規顧客獲得のための販路として利用。同社代表取締役の天野さん曰く、「ふるさと納税など新たな販路が出てきたが、利用者が増加しライバルが多い現状。それらに近い仕組みがクラウドファンディングで、農家にとっても新たな販路の1つなるのでは」と思い挑戦したという。

天野さんに2度のクラウドファンディングで盛り上げに繋がった要因をどのように分析しているのか尋ねると、「SNSからプロジェクトへの流入による初速。そして、ページ制作においてはフォントひとつにしても、差別化を図れるようこだわった点だ」と話す。

同社ではSNSに力を入れており、インスタグラムのフォロワー数は6.2万人(2025年3月時点)。クラウドファンディング開始を報告した動画は1回目の時26.3万回、2回目13.2万回再生された。クラウドファンディング×SNSを上手く活用した事例である。

写真や文章などこだわったページ制作はもちろん、クラウドファンディング×SNS利用も参考になるので、是非一度観覧して見て欲しい。

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