クラウドファンディングに挑戦 第6回 農業×クラウドファンディングの事例①

「全国農業新聞 3月28日号より」

第6回からは、全国の生産者が実際に挑戦してきたクラウドファンディングについて取材をしてきたので、様々な事例を紹介していきたいと思う。

今回、お話を伺ったのは、山梨県中央市で大玉トマトを水耕栽培している株式会社ヨダファーム。2019年に初めてプロジェクトを立ち上げてから、これまで11回クラウドファンディングに挑戦をし、支援総額は2500万円を超える。

プロジェクトの内容な様々で、トマトの認知拡大から加工品の開発、農家カフェ建設と事業拡大に活用してきた。特に、「ひとさじで旨味がじゅわっ!日本酒『七賢』との新挑戦【贅沢トマト塩糀】&春トマト」という調味料トマト塩麹の開発プロジェクトでは、500万円を超える支援金が集まるほど盛り上がりを見せたという。

何度も挑戦をしてきた依田さんにクラウドファンディングで意識していることは何かを尋ねると、「1番は3秒で欲しいと思って貰えるような、タイトルと画像ですね。プラットフォームには1つの画面に多くのプロジェクトが写っており、そこから興味を持ってもらえると自身のページに飛んで貰える。だからこそ、一瞬で目を引くものでないといけないです。」

その一方で、依田さんならではの注意もあるという。「私自身、クラウドファンディングの影響で挑戦する農家のイメージがつきました。だからこそ、その期待に応える為にも、面白いと思って貰えるようなプロジェクトを作らなくてはいけない。ただ、農業を生業とする中で、新たにプロジェクト立ち上げることは非常に労力がいります。認知拡大という意味での1度でしたらオススメしますが、何度もやることはあまりオススメしません。」

ヨダファームのページ設計は目を引くものばかりで参考になるので、是非一度検索してみて見て欲しい。

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