クラウドファンディングに挑戦 第2回 クラウドファンディングの種類と特徴は?

「全国農業新聞 2月28日号より」

第2回となる今回は、クラウドファンディングの種類と特徴について話をしていきたいと思う。

一概にクラウドファンディングといっても、いくつかの種類がある。まず、最初に挙げられるのが購入型クラウドファンディングだ。支援者はプロジェクトに対して金銭的支援を行い、そのリターンとして金銭以外、例えば商品やサービスなどを提供する形で資金調達を行う。「CAMPFIRE」や「Makuake」といったサービスが代表例で、新商品開発やイベント開催などに適している。

次に挙げられるのが寄付型クラウドファンディングである。支援者はプロジェクトに対してお金を寄付する形で支援を行うので、基本的に商品やサービスといったリターンは無い。ただ、近年はふるさと納税の一面をもった「ふるなびクラウドファンディング」といったサービスもあり、応援したい地域のプロジェクトに対して寄付を行い、その分を税控除に当てることができる。自分で税金の利用先を選べることが魅力であり、社会的、環境的なプロジェクトや人道支援活動に利用されることが多い。

最後に、挙げられるのが株式型クラウドファンディングである。支援者がベンチャー企業の非上場株式を購入することで、将来的な利益を期待する形で行われる。企業の成長に伴い、株価の上昇や配当が期待される。「FUNDINNO」といったサービスが代表例で、スタートアップ企業や成長企業に利用されることが多い。

クラウドファンディングを利用する側は、適切なプラットフォームを選び、透明性のある情報提供やコミュニケーションを重視することが必要になる。

 第3回では、農業におけるクラウドファンディングでどんなことが可能なのか。どんなプロジェクトで資金調達をしているのか。について紐解いていきたい。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

読んでくださりありがとうございました!

下にある農業と書かれているボタンをクリックすると、農業ブログのランキングサイトに飛ぶことができ、他の方がやられている色々な農業ブログを見ることができます!