埼玉県熊谷市にある高柳農園さんでお話を聞かせていただきました。
高柳農園さんでは、長ネギと大和芋を作られています。特に長ネギは、深谷ネギと呼ばれるブランドネギです。
自己紹介
高柳農園は、元々高柳さんのおじいさんの代から始まり、その後、叔父にあたる父のお兄さんが二代目として跡を継ぎました。現在、二代目の元で高柳さんは、三代目として継ぐために修行をされています。
栽培品目は、長ネギと大和芋。特に長ネギは、深谷ネギと呼ばれるブランドネギになります。畑全体では4ヘクタールあり、長ネギは、1.5ヘクタール。大和芋は、5アールを栽培されています。
高柳農園の作る深谷ネギとは?
高柳農園がある熊谷市男沼では、土が少し粘土質で硬いので土寄せをしたときに、その分高く寄せることができます。結果として、深谷ネギの特徴である白根の長い長ネギが採ることができるのです。
また、赤城山から乾燥した冷たい風が吹き込むので、冬は甘さが増します。気温は低いですが、雪は山で止まるのであまり降らないという特色もあるそうです。
また、大和芋の産地としても昔から作られています。しかし、産地全体の高齢化が進み、重労働になる大和芋を育てる農家は減少傾向にあるといいます。
実際に、作る人が少ないので高柳農園では販売はしておらず、欲しいという予約分で売り切れてしまうそうです。
ネギ作業動画
ネギ収穫時
ネギ収穫時
収穫後自動でトラックまで
根と葉先を取る
根と葉先を取る
出荷できる製品に
農業を始めて感じる最初と今
・農業は周りとの関係が大切
農業を始める時に、自分が動いて自分で勉強してと自分が1人でやるんだという思いだったといいます。実際は、周りとの関係が大切で付き合いが多いと感じたそうです。
産地だからこそ作っている品目が同じなので病気や雑草など周りに迷惑をかけない努力が必要。
自分より上手に作られている農家から技術を教わる事で成長スピードが上げる。
これらをする為には、普段の付き合いも大切になってくる。周りと協力して産地自体の地力を上げることが自分の成長にも繋がると感じたといいます。
・力だけでない農業の大変さ
高柳さんは、大学卒業まで野球をやられていたので力には自信があったといいます。実際は、農業の大変さは、力以外の方が多いと感じたそうです。
特に感じるのは、覚えることの多さと話されます。1年かけて作るネギと大和芋。同じ工程は1年に一回しかありません。一回した工程や使った機械は、その後は1年後まで回ってこないのです。
農業の1年に一回しか経験をできないという難しさを感じたといいます。
今後について
最後に
お伺いさせていただいたときに、まず話をする前に食べてみてとネギのフルコースでご飯を頂きました。冬に採れた新鮮なネギはこんなにも甘いのかと驚くほどの甘み。スイーツにもできるんじゃないかなと思うほどです(笑)
冬のネギがこんなにも美味しいだぞって多くの人に知って欲しいなと思います。
今回は、ネギ収穫など様々な作業を見させていただきありがとうございました☺
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読んでくださりありがとうございました!
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是非、色々な情報が載ってますので見てみると面白いです☺