茨城県東茨城郡茨城町にある、倉本商店さんでお話を聞かせていただきました。
農業資材の販売、農産物の卸等を行いながら生産も行う農家さんです。
自己紹介
倉本商店さんでは、農作物の卸売り、肥料や農薬、資材の販売を行う一面を持ちながら、じゃがいも、サツマイモ、かぼちゃ等の生産もしています。
なんと、じゃがいもは、湖池屋のポテトチップスに。全て、北海道のじゃがいもを使っていると思っていたんで、茨城のじゃがいもが使われているとは驚きです。
さつまいもは、スイートポテト工場。かぼちゃは、市場。大根やにんじんは、カット工場です。
更に、それ以外にも、農泊の受け入れもやられています。
じゃがいも掘りの後に、汚れた体で2ショット☺
農業を始めたきっかけについて
いおりさんは、大学卒業時に、訪れたガーナで衝撃を受けたと言います。そこで、現地を見て、自分のアイディア、体力、時間使って何か出来るんではないかと考えるように。卒業後は、アウトソーシングの会社で3年働いたのちに、国際協力として途上国であるモザンビークでボランティア活動に参加しました。しかし、コロナの影響もあり4か月ほどで帰国。
帰国後は、戻った時に途上国で生かすことの出来る農業について学びたいと思い1年間勉強をしました。しかし、現在、世界的にも収まりがつかない現状の中で、実家の農業を手伝いながら、今、自分の出来ることをしたいと活動を続けています。
地元の小学生の農業体験
農泊について
倉本商店さんでは、「田舎ホームステイ」というサイトを使っています。
倉本商店で育てている作物以外にも、地域の農家さんのお手伝いをしたりと様々な人と関われる機会になります。
利用者は、
- 活きた交流の暮らし
- 家族のような関係
- 第二のふるさと
- ユニークなホストファミリー
- 実践的な学び
- 田舎ならではのスローライフ
を体験できます。利用者は必ず働かないといけない訳ではないので、リモートワークとも相性が良いです。泊まりに来るだけの人もいます。
いおりさんが語る農泊のメリットは
メリット
- 今までがBtoBだったので、消費者と関わる機会になる
- 新しい視点に気づかせて貰える
- 一緒に楽しさを見いだせる
- 一緒に体験が出来、感情を共有できる
- 収益になる
デメリット
- 部屋の用意
- 一緒に生活するので気を遣う部分
逆に、農家さんがお金を払ってでも労働力を集めたい。利用者がお金を貰いながら決められた時間を働きたい。という場合には、「おてつたび」というサイトも存在します。
*各自治体によって農泊の受け入れなどルールがあるので気になる農家さんは自治体への確認をお願いします。始めるにあたって、自分が住んでる家への受け入れだと、民泊法に触れないなどもあるので要確認が必要です。
今後について
終わりに
今回は、農泊の部分をメインにお話を聞かせていただきました。
農泊と聞くと始めるにあたって敷居が高いイメージでしたがやり方次第では始めやすい印象でした。ただ、個人で農業をやりながら、利用者とのコミュニケーション、ご飯の提供となると難しい部分もあるなと思います。
利用者は1週間や2週間と長いスパンになるので、ある程度まとまった収入になります。それは、農家さんにとっては、農業以外の部分での利益となるのでリスク分散とすることができるのです。
各自治体に確認してみてもいいかもしれませんね!
最後に、いおりさんの様々な経験と今後についてお話を聞かせていただいて、とても面白かったです。
夜遅くまで語れたのは、いい思い出です☺ありがとうございました!!
倉本商店さんは、とてもアットホームで素敵な人がたくさんいる場所なので、是非、農泊に興味がある方は行ってみてください!!
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読んでくださりありがとうございました!
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是非、色々な情報が載ってますので見てみると面白いです☺